今後の予定
2022年春夏 5/8(日)、6/5(日)、7/3(日)、8/28(日)、9/4(日) 天候、コロナなど今後の状況によって中止になることがあります。 その場合は、当日朝までにブログ、FBにて広報します。
場所:三好丘緑地
時間:10:00~15:00
持ち物:弁当・水筒・着替え・敷物
『けがとお弁当は自分持ち!』
予約不要(直接お越しください)
雨でもやってます。
連絡先はこちらmiyoshi.ppark@gmail.com

face book もやっています!

2016年11月06日 16:59

火育のハナシ

みよしプレパは活動場所の緑地で火が使えればいいなぁと始まった当初から熱望しております。

目的としては、冬場は寒いから、あったまりたーいという不純な動機も若干?混じっていますが、何より火を使う、囲むという行為が人間の根っこの部分に繋がると思ってるからなのです。

火の使用=人間の進化の大きな分岐点。

現在スイッチをつければ、ガスがつく。
花火をするときとかはチャッカマンやライター。
それも、危ないからと大人がロウソクにつけちゃったりする。
現代の子どもにとっては、火は近くて、とーっても遠い存在なんだと思います。
だから最近よく言われるのが火育。
http://www.tokyo-gas.co.jp/hiiku/
ガス会社が主体となって、火をもっと知ろう!というキャンペーン。
東京では、火育フェス!なんてのもやってます。
フェスって、なんだかオシャレで楽しそう♪

マッチが擦れない子どもが多いっていう記事が数年前新聞に出て話題になりましたが、極端なハナシではなく、だいたいの子どもが、理科の実験の時以外ほとんどやったことがないまま大きくなるのです。
こないだ、20代の息子さんを持つお母さんとこの話をしてたら、「うちの息子、おっかなびっくりやるからマッチをいつも何本も折っちゃうんだよねー」と。

今、南海トラフ大地震が今後30年のうちいつ起こってもおかしくない状態。いざというとき、私たちは自分で自分や家族の身を守らないといけません。
どこで何をしていても。

他のプレーパークに行っていつも思うことなのですが、火を囲むとなぜか話も弾むし、温かい同じものを食べたらグッと距離が縮まるんです。
そうやって、遊びを通じて、火を学び、地域の知り合いが増えていけば、生きるチカラにつながる。。。

実際、お隣刈谷市では、プチ防災プレーパークというのが4月に立ち上がりました。
刈谷市にはかまどベンチが大きな各公園に設置されていて、通常は普通のベンチ、災害時はかまどになり(鍋などが収納)食材を調達すれば、炊き出しがその場でできるというスグレモノです。
かまどベンチを災害時にスムーズに使えるように遊びを通じて身につける。
子育て世代は地域の防災訓練に行くのも、子どもがウロチョロ走り出すからなかなか行けないというのをよく聞きます。
防災訓練はハードルが高いけど、楽しそうだから子どもと行こうかなという軽い気持ちから防災の意識が進んだら、一石二鳥にも三鳥にもなっていいな。

みよし市は各学校が災害時の避難施設。
そして、先週東海学園大学前にオープンしたトラック協会の施設。
でも、そこに行くのも大変な時。またはそこが満員な場合。
もっと、色々な事を想定して。
かまどベンチをみよし市の公園に設置してくれたら、いいなぁと思っています。
もちろん、その際の練習はみよしプレーパークが諸手を挙げて立候補したいです!

あ、滋賀県のオモシロイ取り組み!
かまどベンチは、県内にいっぱい欲し〜い!
でも、予算が。。。
ということで、つくっちゃえ〜!

手作りかまどベンチのサポート
http://www.pref.shiga.lg.jp/bousai/chiebukuro/information/11.html

火が便利であると同時に怖いものであると知らないことが火への欲望や興味につながるのかも。
緑地でも、前回の探検中、森の中で酒瓶や焚き火の後などが見つかりました。
空気が乾燥しているこの時期に落ち葉の降り積もった地面の上で直に焚き火をしたら山火事になってもおかしくない。
ましてやアルコール度数が高い酒に火がうつったら命も危ないよ。。。

火は危ない。
でも怖さを知った上で使うと、とても便利で暮らしを豊かにする。
マッチを擦って火が近づいてくる「アチッ」と思う瞬間。
みよしの子どもたちみんなに知ってほしいです。


現在プレーパークは全国に550ヶ所。
http://bouken-asobiba.org/
愛知県にもいっぱいあるよ。 
近隣の豊田プレーパークや天白プレーパークなどでは火が使えます。
火育、始めてみよう!  


Posted by みよしプレーパーク │コメント(0)